私たちについて

理事紹介

代表理事・コースディレクター 江川のり子

企業研修講師として18年、現場で数多くの人と向き合う中で感じてきたことがあります。

それは、「自分の考えを最後まで伝えきる力」が、思った以上に弱くなってきているということ。そして、「なぜそう思うのか」という理由や背景を語れない人が、年々増えているということでした。
私の専門であるハラスメント予防の現場でも、そこに根深い課題を感じていました。

「見る・考える・話す・聞く」の4つのプロセスを丁寧に辿ることで、もっとお互いの理解が深まり、もっと風通しの良い職場が生まれるのではないか。

そんな時に出会ったのが、福のり子先生の著書。

「対話型鑑賞のこれまでとこれから」(淡交社刊)に出会い物事を深く「見つめ、考え、対話する(伝え、聴く)」ことの可能性に心を動かされ、この活動をスタートしました。

一般社団法人アートトーク教育振興会では、「対話する力」を育てる場づくりを通じて、働く人たちがもっと自分らしく、もっと安心して意見を交わせる職場を広げていきたいと考えています。

理事 橋本美穂

人にしかできないコミュニケーション力、それは「笑顔と言葉」。つまり「笑顔で話す」ということは人間にとっての最高のコミュニケーション能力です。
しかし、多くの人が「笑顔ができない」「話が苦手」と言います。私が主宰しているアナウンススクールも、そんな悩みを持つ人でいつも満席です。
その指導において私が大切にしているのは、「話す」でなく「話しかける力」、「聞く」ではなく「聞き出す力」をつけるということ。これこそ双方向型のコミュニケーションの基本と考えています。話すことに自信がない人も、人前で緊張する人も、練習すれば誰でも自分らしく話せるようになります。どんなに知識や経験があっても、それを伝えなければ価値がありません。そして伝わらなければ意味がありません。
当教育振興会で自信をもって人に伝えられるトークの力を身につけていただけるよう、講師を目指す方々をバックアップしていきたいと思っています。

フリーアナウンサー アナウンススクール校長
(ZIP-FMニュース&ウエザー出演中)
有限会社 ミップ・ステーション 代表取締役

理事 川端博子

歯科医師として多くの患者さまと向き合う中で、私が大切にしてきたのは、「相手が言葉にしない想いを読み取ること」でした。
患者さまが訴えることだけに耳を傾けていては、本当に必要な治療やケアを見落としてしまう—そんな経験を、私は何度も目にしてきました。
人は、自分でも気づいていない違和感や不安を、ふとした表情やしぐさ、何気ない一言に表しています。そこにしっかりと目を向け、耳を澄ませることが、より良い医療につながると信じています。
私はこの考え方を、自分のクリニックのスタッフにも伝え続けてきました。医療現場こそ、「聴く力」や「見つめる力」が必要な場所だと感じているからです。
そんな時、江川のり子理事長の地道な活動を知り、「対話の力」を社会に広げるという考え方に強く共感し、力を合わせてこの活動を進めていきたいと思いました。
言葉の奥にある声を聴き、人と人がもっと安心して話し合える場を、一緒につくっていきたいと思っています。

医療法人社団みずほ会 アール歯科庄内通 代表 歯科医師

理事 河辺よしろう

障がい者生活支援施設 代表取締役会長 (名古屋市内5拠点を運営)

理事 丸山紘始

有限会社ディライト・ネット 代表

活動理念

私たちは、対話型鑑賞プログラムおよび京都芸術大学ACOP(アート・コミュニケーション研究センター)の理論を基盤に、独自に開発したプログラムを通じて、これからの社会に必要な①「正解のない問いに向き合う力」②「発想力」③「マネジメント力」を育むことを目的に活動しています。

活動の目的

急速に変化する時代の中で、過去の延長線上にはない問題や問いに直面したとき、自ら考え、仲間と対話し、挑戦し続ける人材を育てることが私たちの使命です。
 「アートを通じた対話」を繰り返しおこない、多様な視点を受け入れ、問いを深め、実践につなげる機会を提供します。

提供する基本の3つのプログラム

  1. アイディア脳力UP育成プログラム
     発想力・問題解決力・ビジネスモデル構築力を高めることを目的としたプログラム。対話型鑑賞を通じて、新たな視点を生み出す思考訓練を行います。
  2. アートトークでマネジメント力の醸成プログラム
     チームでの対話を促進し、チャレンジを応援する風土を醸成するプログラム。人を育て、支えるマネジメント力を対話型鑑賞の場を通して体得します。
  3. 「正解のない問い」に挑む力を育むプログラム
     先が読めない状況でも問い続ける力、決められた正解を求めるのではなく、自ら考え抜く姿勢を磨くプログラム。量稽古(4つの対話訓練)を継続的に実施します。

私たちが目指す未来の社会

考え方や感じ方の違いを受け入れ、互いを尊重し合える組織と社会をつくること
 人それぞれの意見や価値観の違いを認め、互いに耳を傾け、学び合い、安心して意見を伝えられる場をつくります。

自ら考え、行動し、挑戦できる人を育てること
 決められた正解に頼らず、自分で問いを立て、考え抜き、行動に移すことができる人を育てます。

挑戦する人を応援する人を増やし、応援し合う文化を広げること
 挑戦する人が一人にならないよう、周囲が支え、後押しし、挑戦を喜び合える環境を広げていきます。

法人情報

法人名一般社団法人 日本アートトーク・ファシリテーション教育振興会(JARTEA)
所在地名古屋市中村区名駅四丁目2-10 日進ビル2階
設立2025年4月25日
代表者代表理事・コースディレクター 江川のり子

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