ロジカル思考だけでは成果が出ない!?理由

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今のロジカルシンキング研修

「しっかり考えてから決めよう」
「まずはデータを見て判断しよう」
「筋道立てて考えよう」
「体系化してみよう」

こうした言葉は、今のビジネスの現場ではとても大切にされていますし、実際、その通りだと思います。
そして、研修で何度発したか分からない言葉たちです

事実を整理し、分析し、筋道を立てて考える。
ロジカル思考は、組織を安定して前に進めるための大切な土台です。

ただ、最近いろいろな現場でお話を伺っていると、こんな声も耳にすることが増えました。

「分析はしているんだけど、最後が決めきれない」
「どれも間違っていないからこそ、止まってしまう」
「結局、無難な選択になってしまう」
「整理して終わってしまった」

これ、とても自然なことだと思うんです。

ロジカル思考は、「正解に近づく力」です。
でも今の時代は、そもそも「絶対的な正解」が見えにくくなっている時代。
VUCAの時代ですね。

更に極端の言い方をすると
ビジネスにおいて「利益を出す以外になんの正解があるのか?」

市場も変わる。
価値観も変わる。
働く人の考え方も変わる。

分析だけを積み重ねていくと、逆に「どれも正しく見えてしまう」

例えば、新しい取り組みを始めようとしても、
リスクを考えれば慎重になるし、
数字だけ見れば別の選択肢も見えてくる。

人材育成でもそうです。
「実績で選ぶべきか」
「人間性で選ぶべきか」
「未来の可能性を見るべきか」

どれも間違いではないからこそ、最後に迷うんです。

では、その最後の一歩を何が決めるのでしょうか。

私は、それが「どうありたいか」という価値観なのだと思っています。

自分たちは、どんな組織をつくりたいのか。
どんな未来を目指したいのか。
何を大切にしたいのか。

この“軸”があると、人は前に進めます。

そして、この軸を育てるのが、私はアート思考だと思っています。

アート思考というと、特別な才能のように聞こえるかもしれません。
でも本当は、「違和感に気づく力」だったり、「まだ言葉になっていないものを感じ取る力」だったりするのではないでしょうか。

だから私たちは、対話型鑑賞を通じて、「自分はどう感じるのか」「なぜそう思うのか」を大切にしています。

正解を当てるためではなく、
自分なりの視点を持つために。

そして、人の違う視点に触れながら、「考え続ける力」を育てるために。

これからの時代は、正解を知っている人よりも、迷いながらでも考え続けられる人が、組織を前に進めていくのかもしれません。

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